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宮城県川崎町       雁戸山  (がんとさん) 1485m    平成13年10月23日  曇り のち 雨


〜鋭い鋸刃の山〜

雁戸山は蔵王連峰の北端に位置し、南雁戸山と北雁戸山の険しいピークがならぶ双耳峰です。ギザギザの稜線が『ガンドウ』(のこぎり)に見える事から名が付きました。

仙台市や山形市の岳人のホームグラウンドとして古くから親しまれており、中央蔵王より自然度の高い静かな山歩きが楽しめます。

登山コースは、北側の笹谷(ささや)峠から宮城コースと山形コースが、南側の熊野(くまの)岳から北蔵王縦走コースがあり、東の笹谷から笹雁(ささがん)新道コース、西の山形県関沢から関沢(せきざわ)コースと、変化に富んだコースが沢山あります。

今日は、先週歩いた笹谷峠から南にのびる稜線を雁戸山に向かう予定で、朝7時20分に出発、前回と同じ道を笹谷峠に向かいました。朝もやに包まれ、先々週と同じ低気圧通過後の雨上がりの一日です。 霧で何も見えなかった船形(ふながた)山の嫌な記憶が蘇ります。

川崎町を過ぎても霧は晴れず、笹谷トンネルを出ても晴れない。 笹谷峠に到着しましたが、やはり晴れません。 天気予報は次第に晴れ間が見えるそうなので、期待して登りはじめました。  ( けっきょく、山頂まで晴れませんでした。)

笹谷峠登山口 

雁戸山々頂

山形工高小屋前から山形コースを登り始めましたが、濡れた笹藪とすべる登山道に苦戦します。 船形山の教訓を生かして、初めて『スパッツ』を着けてみました。 何となく『登山家』になった気分です。

関沢コース分岐点まで緩やかな樹林帯の道がつづき、とても長く感じました。 単独の山歩きは話し相手もなく寂しいものです。

宮城コースの合流点からは、前山を迂回するように歩きます。 木の幹を乗り越えながら傾斜地を斜めに歩きます。 おまけに左側は崖になっていて恐る恐る歩きました。 途中にブロックで作った慰霊碑があって、誰か亡くなった人がいるのでしょうか?

 蟻の戸渡り  山形市を望む  蔵王連峰

前山分岐点からは『蟻の戸渡り』と称される岩場の細い急坂道になり、泥のついた靴は滑りやすくなかなかスリリング。 霧で周囲の崖が見えないので、恐怖感はあまり感じません。

思っていたより早く雁戸山頂上に着いてしまいました。  険しい道がもっと続くかと思っていました。 しかし、視界が悪く何も見えません。 おまけに山頂は風が強く、寒くなってきました。

予定では南雁戸山まで行くつもりだったのですが、視界が悪く初めての道なので止める事にしました。

右奥が雁戸山

カケスガ峰の慰霊碑

早々に昼食を取り、下りはじめたら途中でガスが晴れてきました。 『蟻の門渡り』を下りた所で日も差してきます。 もう15分山頂に居たらパノラマが見られたのに。。。  (もう一度登る元気はない。)   

悔しいけど写真だけ撮って、帰りは宮城コースを下りることにしました。 カケスガ峰で、御婦人の団体が風を避けながら昼食を取っていました。 カケスガ峰は広場のようで見晴らしが良く、風がなかったら昼寝でもしたいくらいです。

宮城コースはこの後、有耶無耶(うやむや)の関まで樹林帯の長い下り道になります。 濡れた落ち葉で何度か足を滑らせました。 見晴らしがないので何処まで歩いたか判りません。 笹原に出てやっと笹谷峠が見えました。

有耶無耶ノ関跡

るるぽ川崎

車に戻ると、今度は雨が降り出しました。 早目に下山して正解だったようです。

帰りは『るるぽ 川崎』で温泉に入って汗を流しました。

参考コースタイム 笹谷峠〜55分〜関沢コース分岐点〜35分〜宮城コース分岐点〜20分〜前山分岐点〜30分〜雁戸山到着   (昼食)

雁戸山出発〜30分〜前山分岐点〜20分〜宮城コース〜5分〜カケスガ峰〜65分〜笹谷峠

2001

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